間引かれたスイカの赤ちゃんに高血圧を抑制する物質が見つかりました!

生産する過程で間引かれる未成熟な赤ちゃんスイカに、血圧を上昇させる酵素の働きを阻害する(ACE活性阻害作用)成分と、血流を良くする作用のあるシトルリンという、高血圧に有効な二つの成分が豊富に含まれていることが最近の研究で判明しました。

これまでは捨てられていた未成熟スイカに健康効果

多くの野菜や果物がそうであるように、スイカも形や色が良くて、甘くて美味しいものを収穫するためには、間引きと呼ばれる作業が欠かせず、しかも、西瓜の場合は、その栽培過程でかなり多くの未成熟スイカを間引く必要があるのだとか。今回、秋田大学教育文化学部の池本敦准教授らによって、そんな間引かれ、捨てられるのを待つばかりの未成熟スイカに、高血圧の改善効果がある成分が含まれていることが発見されました。

池本敦准教授らは、スイカの栽培過程で間引かれた200グラム以下の未成熟な「赤ちゃんスイカ」に、高血圧の抑制効果・・・すなわち、血圧を上昇させる酵素の働きを阻害する(ACE活性阻害作用)成分が含まれていることを発見し、秋田県最大の西瓜産地である横手市との共同で健康食品の開発を進めています。

ACE阻害物質とシトルリンの両方が豊富に含まれる未成熟西瓜

この高血圧抑制効果ACE活性阻害作用)のある成分は、成熟した西瓜よりも未成熟な西瓜ほど多く含まれており、さらに、強力な抗酸化作用を有し、活性酸素による酸化を防いでくれるだけでなく、血流を良くする作用で知られているアミノ酸の一種「シトルリン」も、これまで植物の中ではスイカに最も多く含まれていることが知られていましたが、今回の研究によってこのシトルリンも、成熟した西瓜よりも未成熟な西瓜に多く含まれていることがわかりました。

この高血圧の改善効果のある成分(ACE阻害物質)とシトルリンの両方が豊富な食材は、これまでに報告されておらず、西瓜の生産過程で大量に間引かれ、これまでは捨てられるしかなかった未成熟スイカに、この両方の成分が豊富に含まれていることが判明した事実は大きいと言えましょう。これらの成分を濃縮した未成熟スイカ抽出物であるBWEエキスは、高血圧を抑制する効果をはじめとしする健康増進に大変有用であると言えます。

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