肥満症やメタボをコントロールする遺伝子の仕組みを発見!画期的な治療法の確立に期待

肥満をコントロールする、「ARIA(アリア)」と呼ばれる遺伝子の仕組みが明らかにされました!このARIAには脂肪の燃焼を妨げる働きがあり、もしもこの遺伝子の働きを抑制する新薬が開発されれば、肥満の画期的な治療法に繋がる可能性があるのだとか。

今や日本を始めとする先進国の国民病とも言われる肥満症やメタボリック症候群。「たかが肥満」と考えられがちですが、実は肥満は糖尿病や高血圧、心筋梗塞や脳卒中など様々な生活習慣病の引き金となります。

ちなみにメタボリック症候群は心筋梗塞や脳卒中のリスクを2倍にし、糖尿病(2型糖尿病)発症のリスクを5倍にすると言われています。さらにその他の高血圧や高脂血症などの生活習慣病、さらに喫煙や運動不足などの悪い生活習慣と複合的に重なることでリスクは倍増することは言うまでもなく、まさに命にかかわる危険な状態だと言えますね。

肥満をコントロールする遺伝子の仕組みが明らかに!

今回、そんな肥満症やメタボリック症候群をコントロールする遺伝子の仕組みが明らかにされました。この研究成果を発表したのは、京都府立医科大学の研究グループです。

池田宏二助教によると、ARIAアリア)」という遺伝子に、脂肪の中に新しい血管ができるのを抑え、脂肪の燃焼を妨げる働きがあることを発見したのだとか。より具体的には、遺伝子操作によって「ARIA(アリア)」の働きを抑えたマウスを作製したところ、通常のマウスに比べて太りにくく、かつ、皮下脂肪や内臓脂肪も少なかったのだそうです。

ヒトのARIA遺伝子の発現パターンも類似

今回の研究成果はマウスでの実験のお話ですが、ヒトの「ARIA(アリア)」の発現を調べたところ、マウスで確認できた発現パターンと似ていたらしく、ヒトでも同じようなことが言える可能性が十二分にあると考えられてるとのこと。

もしもこの「ARIA(アリア)」遺伝子の働きを抑えることができる新薬が開発されれば、肥満症やメタボリック症候群の画期的な治療法の確立に繋がる可能性がありそうですね!さらなる研究に期待しましょう。

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