カレーの香辛料で高血圧薬!副作用の少ない安価な薬剤開発に期待

インドに古くから伝わる一般的な香辛料を調合した薬に、遺伝子操作により高血圧症を誘発したラットの血圧を降下させ、酸化的ストレスを低下させるなどの効果が確認されました。天然由での副作用が少なく、かつ安価な薬剤の開発に繋がると期待されています。

カレーの本場インドから、ショウガ、カルダモン、クミン、コショウなどカレーに使われているごくごく一般的な香辛料を調合した薬に、血圧を顕著に下げる効果があることをマウス実験により確認したとの報告がありました。

インドに古くから伝わる調合薬が血圧を下げた!

その調合は何ら特別なものではなく、インドに古くから伝わるもので、古代インド文学の中でも言及されている調合薬の一つなのだとか。5000年とも言われるインドの長い歴史の中で、脈々と受け継がれてきたものの有効性が、今回初めて科学的に立証された形ですね。

今回の研究成果を発表したのは、インドのスリ・ラマチャンドラ大学の研究チームで、遺伝子操作により高血圧症を誘発したラットに、この調合薬を与えたところ、ラットの血圧を降下させ、酸化的ストレスを低下させるなどの顕著な効果が見られたのだとか。

副作用の少ない安価な高血圧薬開発に期待

日本でも高血圧症の発症率の高さが社会的な問題になっていますが、インドではより深刻で、ことに都市部では高血圧症患者の4人に1人が遺伝的な素因を持っていると言います。

インドでも日本同様、高血圧症は高血圧薬で治療される場合が大半ですが、現代薬は高額である上に副作用の可能性があるため、日々の服用をためらう人も多いのだとか。今回の研究成果により、慢性疾患の高血圧症の治療に向けた、天然由来の副作用の心配の少なく、安価な薬剤の開発に期待が高まっています。

より副作用の心配の少ないサプリメントによる高血圧対策については、「 高血圧に効くサプリメント【2】生活習慣の見直しと高血圧対策サプリ 」にまとめてありますので、そちらを参照していただければと思います。

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