薄毛、脱毛予防のためのサプリメント【1】そのメカニズムと注意すべき症状(円形脱毛症)

薄毛、脱毛予防に効果のあるサプリメントを考えるに当たり、まずは薄毛を引き起こすメカニズムを詳しく解説しています。円形脱毛症など壮年性脱毛症、いわゆる薄毛、ハゲとは異なる原因で発症する注意すべき脱毛症の症状についても明らかにしています。

薄毛、脱毛予防のためのサプリメントを考える前に、まずは抜け毛のメカニズムから見ていくことにしましょう。

髪は頭皮にある毛母で作られており、その寿命は3~4年ほどだと言われています。毎日成長を続けて1ヶ月に約1.2センチほど伸び、そして成長が止まるとやがて抜け落ちてしまいます。

その後、3ヶ月ほど休止したのち、再び毛母で作られ始めるのが通常なのですが、何らかの原因でそのまま新しい髪の毛が生まれてこない場合があります。それが薄毛を引き起こすメカニズムなのです。

薄毛、ハゲは「壮年性脱毛症」とも呼ばれており、その原因には諸説あるのですが、男性ホルモンであるテストステロンの過剰分泌とともに、 5αリダクターゼという酵素が介在しているという説が有力です。

より具体的に説明すると、髪の毛が生えている毛包には、皮脂を分泌する脂腺があります。5αリダクターゼはその脂腺に多く存在する酵素で、その酵素は男性ホルモンであるテストステロンに水素を結合させて「デヒドロテストステロン」に変えてしまいます。

実はこの「デヒドロテストステロン」こそが毛母細胞を傷つけ、発毛を阻害すると考えられています。

また、髪の毛が寿命(3~4年)ではなく、毛根部が破壊されることで抜け落ちてしまう、いわゆる「円形脱毛症」の場合には注意が必要です。通常は10円玉ほどの大きさで円形に毛が抜け落ち、やがて自然に回復するのですが、場合によっては、最初は1箇所だった脱毛部分が数カ所に増え、やがて頭全体に広がる全頭型や、頭髪以外の眉毛、体毛などに広がってしまう汎発型(「悪性円形脱毛症」とも言われます)になることもあります。

その原因は不明なのですが、現在のところストレスや自律神経失調症、甲状腺などのホルモン異常、自己免疫説などが挙げられていますので、いずれにしても「円形脱毛症」の症状が少しでも悪化した場合には、次の記事で紹介するサプリメントに安易に頼ることなく、専門医に相談するようにしてください。

このページの先頭へ