食欲不振に効くサプリメント【1】食欲不振のメカニズムと注意すべき症状

食欲不振に効果のあるサプリメントを考えるに当たり、まずは食欲不振のメカニズムを明らかにしています。また慢性胃炎や胃ガンなどの重大な疾患を原因として食欲不振になる場合もありますので、そのような場合に特有な注意すべき症状を解説しています。

食欲不振に効くサプリメントを考えるに当たり、まずは食欲不振のメカニズムと、食欲不振の注意すべき症状から見ていくことにしましょう。

そもそも胃液が分泌されるのは、自律神経の働きによるものです。ところが強いストレスにさらされていたり、緊張や心配事があると、その自律神経のバランスが崩れてしまうため、その結果胃を保護する粘液の分泌が抑制されることによって胃の痛みが起こったり、これとは逆に胃液の分泌が抑制されて食欲が減退することがあります。

特にイライラしている時には後者の場合、すなわち胃液の分泌が抑制されることが多く、そのため胃に入った食物が長い間消化されずに胃の中にとどまることになるわけです。これが食欲不振の大きな原因の一つだと考えられています。また、食べたものをこなすための胃の蠕動運動(ぜんどううんどう)も自律神経の影響で抑制されてしまい、その結果、消化の効率が落ちることも食欲減退の原因の一つだと言われています。

以上のような原因で食欲不振の症状が出ている場合には、それを改善するために食生活を中心とする生活習慣を改善したり、直接の原因であるイライラを抑えるためや、食欲不振の結果としての栄養不足を補うため、あるいは消化を促進するためにサプリメントを効果的に利用すれば良いわけですが、その一方で注意すべき症状が存在します。

具体的には、いつも胃が膨れたような感じ(膨満感)がして食欲がない。食事をした後に胸焼けやゲップが起き、酷くなると吐き気を伴う。こんな症状が長く続く場合には、慢性胃炎、あるいは胃ガンの危険性もありますので、安易にサプリメントに頼ることなく、すぐに内科か消化器科での受診をお勧めします。

また、胃のもたれがある場合は、胃下垂や胃アトニーの可能性も考えられます。胃下垂はそれ自体病気ではないのですが、胃アトニーを伴うと食欲不振や胃の不快感などの症状が現れます。一般に胃アトニーとは、胃の筋肉の緊張が低下して無力症(アトニー)が加わった状態を言い、生まれつき弱い体質の人や、やせ形で筋力のない人、神経質な人がなりやすいと言われています。

そのような場合には、消化の良い食品を選んで摂るようにし、さらに栄養不足やビタミン欠乏症にならないよう、次記事でご紹介するサプリメントを効果的に利用するなど、工夫することがなによりも大切だと考えられます。また胃下垂の胃を持ち上げるには、腹筋運動などを継続して行うと効果が期待できると言われています。

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